なぜ、全然うまくいかないのか?
誰でも、スランプは訪れると思います。
皆さんが「すごい!」と尊敬するような人も、必ずうまくいかない期間があると思います。
自分はどうやって克服しているか。
紙でもノートでも構いません。書き出してみるのです。
書くことで自分と対話してみる。自分を一歩引いて客観的にみることができると思います。
「もっとみんなから愛される人になりたい」
「もっと営業成績が上がってほしい」
「もっと金持ちになりたい」
スランプの悩みは、概ね受動的な、相手頼みなことばかりになっていることに気づいてきます。
相手を変えることは難しい
自分がうまくいくために相手を変えることは何段階ものプロセスがあり、とても難しいものです。
できるだけ相手に合わせて嫌われないようにしようとしても、絶対に相手が変わってくれることは
ありません。相手が気づく刺激が全くそこにはないからです。
「身近な人に愛されたい」から「身近な人に自分の考えを話す」
「営業成績を上げたい」から「お客様の困っていることを知って、それを解決する」
「もっと金持ちになりたい」から「自分のできることで、役に立つことで貢献する」
「漠然とした願望」を前に進めるためには、そのプロセスを分解して、文末を全て動詞にしてみる
と良いと思います。
まさに「走りながら考える」。踏み出さないと近づきませんよね。
トレードコーチをしていて感じる初心者のくせ
私は、現在、トレードスクールで初心者向けのトレード技術の講師をしています。
初心者の方から「どのくらい学習したら、稼げるようになりますか?」という質問を頂きます。
答えは「稼ぎ出すだけであれば、短期間(数ヶ月)。しかし絶対にスランプになります。」ということです。
とても乱暴な言い方ですが、株価は上がるか、下がるか、横這うか、しかありません。
この先が上がるか、下がるか、横這うかを50%以上の確率でつかむことができれば、
理論的には負けないのです。
100%の聖杯はありませんが、50%以上の確率のトレードは割と早期にできるようになります。
しかし、そこで分かった気になって、大きな失敗をしてしまうのです。
「俺は、勉強して1ヶ月で10万稼げるようになった、1年頑張れば月100万で、専業トレーダーだ。」
これがスランプの始まりです。上昇、下落を追っかけてしまうトレードになるのです。
技術指導で、「うまくいく場面」の戦い方だけ習っても、まだ一部分なのです。
闇雲に戦わず、うまくいく場面まで「待つ」、そして「頃合いを知る」ことが大切だと思います。
走る理論を学んで、走り出して、転んで、トレードの恐ろしさを知って、うまくいかない原因を追求しながら、少しずつ自分のスタイルができてくる。そこまで辿り着くのはかなり時間がかかります。
その時に、プロセスを分解して「〇〇する」という動詞で考えられる人は、常に前を向いており、目標に
近づける人だと思います。
#目標達成 #トレード技術 #前向きな人
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